春便り2013 其の2

ここ数日、暖かい日が続いておりホテルの周辺も春の色を濃くしています。

水道橋駅の横を流れる神田川沿いの植物たちも一気に華やぎ始めました。

ソメイヨシノの開花はまだまだ先になりますが、ひと足先に河津桜が咲きました。

ホテルから水道橋を渡って右折後、神田川沿いに3分ほど歩いたところにある河津桜。
すぐ隣にあるソメイヨシノは、まだ蕾さえよく見えない状態です。

河津桜までの途中には、「神田川上水懸樋跡の碑」があります。
江戸時代にここから向こう岸に木製の樋をかけ、現在の井の頭公園内にある水源より流れる
神田川上水を、神田や日本橋に供給していました。
これは世界最古の都市水道（長さ43kmで当時世界最長といわれている）で
1901年（明治34年）まで江戸・東京市民の飲み水を供給していたそうです。　

道路（外堀通り）の反対側には元町公園があります。
関東大震災の復興事業で造られたイタリア・ルネッサンス式の庭園で、ドラマ「ＪＩＮ」の最終回のロケにも使われました。（主人公の仁が、公園のベンチで手紙を読むシーン）
公園内の新緑はまだなので少々殺風景ですが、土手に可憐なお花が咲いていました。
5月には藤棚がきれいです。