文京区小石川にある源覚寺です。
源覚寺には「こんにゃくえんま」といわれる閻魔さまがいます。
江戸時代、眼病を患った老婆が願掛けに通ったところ、満願の日に老婆の目は治り、代わりに閻魔さまの右目が見えなくなりました。
老婆はそのお礼に、好物のこんにゃくを絶ち、閻魔さまにお供えを続けたそうです。
こんな言い伝えのある「こんにゃくえんま」。
実際に、源覚寺の閻魔さまの右目は割れて濁っています。
鎌倉時代作といわれる閻魔像は、江戸時代の数々の大火事や、東京大空襲も免れたそうです。
源覚寺の閻魔堂 |
源覚寺には、小石川七福神の毘沙門天もおり、お正月には七福神めぐりでも賑わっています。
塩地蔵は、お地蔵さまの体に塩を付けると、自分の体の同じ部分の病が治ると言われています。
毎年7月には、境内で文京ほおずき市も開かれています。
庭のホテル 東京から「こんにゃくえんま」は徒歩約20分。
これからの季節、趣のある小石川の町並みの散策もおすすめです。
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