2012年10月3日水曜日

糀(こうじ)ばなしと昼餉の集い


9月29日(土)に第5回EDO ART EXPOの開催記念イベントとして、庭のホテル 東京 で「糀ばなしと昼餉の会」というイベントを実施しました。

講師は、神田明神前にある江戸時代から続く甘酒屋「天野屋(あまのや)」のご主人、天野亀太郎さん。




まずは、明治時代に造られ、現在も利用されている天野屋の地下室(ちかむろ)など、貴重な映像を見ながら、糀造りのお話を伺いました。


天野屋の江戸時代から続いた地下室(ちかむろ)のほとんどは、平成3年に埋め立てられたそうです。
長いものは、神田明神の鳥居の方まであったとか。

糀のレクチャー後は、「塩糀」造りのワークショップ。
天野屋の「塩糀キット」を使って、塩糀造りに挑戦しました。 





ワークショップでは、塩糀の様々な利用方法を聞いたり、天野屋特製の「しょうゆ糀」、「久方味噌」、青唐辛子の入った「三升漬」など糀を使った調味料の味見をしました。




ワークショップの後は、お楽しみの昼食会。
まずは、天野屋の冷やし甘酒を飲み、日本料理「縁(ゆくり)」特製の塩糀を使った料理の入ったお弁当をお召し上がりいただきました。



ご自身で仕込んだ塩糀の出来上がりが楽しみですね!
皆さん、各ご家庭でどんなお料理にりようされるのでしょうか?


【『天野屋』 公式ホームページ
神田明神前に1846年(弘化3年)創業。地下室(ちかむろ)で作られた糀による甘酒や、芝崎納豆、江戸味噌、久方味噌が有名。



【『EDO ART EXPO』について 公式ホームページ
「EDO ART EXPO」は、江戸をテーマに伝統技術や歴史、美意識などに関する展示を、中央区、千代田区、港区、墨田区の名店、企業、ホテルや文化・観光施設など、既存の建物をパビリオンに見立てて開催。
各会場では「江戸の美意識」というメインテーマに沿って、浮世絵などを中心に展示し、関連する所蔵作品のある美術館や博物館、ギャラリーなどと提携。その他、様々なイベント、専門的なワークショップ、企業た店舗により各種ラリー、魅力的な特典のある店舗フェアを実施。
庭のホテル 東京 でも東洲斎写楽の浮世絵を展示中。
 ◆ 開催期間 2012年9月28日(金)~10月16日(火)



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